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未来をつくる家づくりノート⑤-5

未来をつくる家づくりノート⑤-5

第5シーズン 家を建てた、その先の暮らし
第5話
幸せな家づくりとは、「幸せに暮らし続けること」なのだと思います。
家づくりを考え始めた頃。
住宅展示場を見学した日。
土地を探して歩いた休日。
住宅ローンのことで悩んだ夜。
間取りを何度も描き直した時間。
ようやく完成した新しい家。
ここまでの道のりは、ご家族それぞれに違います。
でも、一つだけ共通していることがあります。
それは、
家を建てることがゴールではない。
ということです。

十年後の「良かったね。」

以前、お引き渡しから十年以上経ったご夫婦にお会いしたことがあります。

お子さんはすでに独立され、ご夫婦二人の暮らしになっていました。

リビングでお茶をごちそうになりながら、ご主人がぽつりとおっしゃいました。

「家を建てた頃は、設備や間取りのことばかり考えていました。」

「でも今振り返ると、一番良かったのは、この家で家族みんなが元気に暮らせたことなんですよ。」

奥様もうなずきながら、

「子どもたちが帰ってくる場所があるって、いいですね。」

と笑顔で話してくださいました。

その光景を見ながら、

「家の価値は、住んだ年数ではなく、過ごした時間の中にある。」

そう感じました。

家族の人生は、家とともに歩んでいきます。

子どもが生まれる日。

初めて歩いた日。

入学式の朝。

卒業の日。

進学や就職。

夫婦二人の時間。

人生には、たくさんの節目があります。

そのたびに、家は変わらずそこにあります。

嬉しい日も。

悲しい日も。

何気ない毎日も。

家は、家族の時間を静かに見守り続けてくれます。

だから家は、単なる建物ではありません。

人生の舞台なのです。

「どんな家を建てるか」より、「どんな暮らしを続けるか」。

性能は大切です。

デザインも大切です。

資金計画も大切です。

でも、それらはすべて、

幸せに暮らし続けるための手段です。

もし家づくりの途中で迷ったときは、

一度だけ立ち止まって考えてみてください。

「私たちは、この家でどんな毎日を送りたいのだろう。」

その問いが、ご家族らしい答えを教えてくれるはずです。

わたしたちが願っていること

住宅コンサルタントとして、多くのご家族と出会ってきました。

家づくりの形は、本当にさまざまです。

でも、お引き渡しから何年も経って、

「この家にして良かった。」

そう笑顔で話してくださるご家族には、一つの共通点があります。

それは、

家そのものではなく、

その家で過ごした時間を大切にされていることです。

だから、わたしたちが本当にお手伝いしたいのは、

家を建てることではありません。

ご家族が、その家で幸せに暮らし続けることです。

第6シーズンへ

ここまで、第5シーズンでは「建てた後の暮らし」をテーマに考えてきました。

そして、このシリーズもいよいよ最後のシーズンを迎えます。

家づくりには、多くの情報があります。

多くの専門家がいます。

だからこそ最後は、

「後悔しない家づくりのために、本当に大切なこと」

をもう一度整理してみたいと思います。

第三者に相談すること。

お金の知識を持つこと。

家を資産として考えること。

そして、自分たちらしい答えを見つけること。

第6シーズンでは、このシリーズ全体のまとめとして、一緒に考えていきたいと思います。

家づくりに正解はありません。

でも、ご家族らしい答えはきっとあります。

わたしたちは、その答えを一緒に考えていきたいと思っています。

あなたのおうちの話を聞かせてください。

 

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