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未来をつくる家づくりノート②-2

未来をつくる家づくりノート②-2

第2シーズン 安心して暮らすためのお金を考える
第2話
お金は、「減らさない」より「活かす」ことも大切です。
住宅ローンのお話になると、こんなご質問をいただくことがあります。
「やっぱり、早く返した方がいいですよね。」
きっと、多くの方が一度は考えたことがあると思います。
借金は少ない方が安心。
早く返せば、その分だけ利息も減る。
それは、とても自然な考え方です。
もちろん、それがご家族にとって最適な選択になる場合もあります。
でも、わたしたちは一つだけ、お客様にお伝えしていることがあります。
「早く返すこと」と「豊かに暮らすこと」は、必ずしも同じではありません。

100万円の使い道。

以前、ご相談いただいたご夫婦のお話です。

住宅ローンを組み、数年が経った頃のことでした。

「少し貯金ができたので、繰り上げ返済をしようと思っています。」

そうお話しくださいました。

もちろん、それも一つの選択です。

そこで、わたしたちはこんな質問をしました。

「もし、その100万円を返済ではなく、ご家族の未来のために使うとしたら、どんなことがありますか。」

少し考えたあと、ご主人が言いました。

「子どもが海外留学したいと言ったら応援したいですね。」

奥様は、

「家族みんなで北海道へ旅行したいです。」

と笑顔で話してくださいました。

その日、ご夫婦は繰り上げ返済をやめたわけではありません。

でも、「お金の役割」について、改めて考えるきっかけになったそうです。

お金にも、働き方があります。

お金は、使えば減ります。

返済に充てれば、借入は減ります。

貯蓄すれば、安心感が増えます。

資産運用という方法もあります。

どれが正解ということではありません。

大切なのは、

そのお金が、ご家族の未来にどんな役割を果たすのか。

という視点です。

お金は、持っているだけではなく、目的に合わせて働いてもらうこともできます。

だからこそ、「返すこと」だけではなく、「活かすこと」も考えてみたいのです。

家計は、これから何十年も続きます。

住宅ローンは、長い方では35年ほど続きます。

その間には、子どもの進学、車の買い替え、ご両親の介護、そしてご自身の老後など、さまざまな出来事があります。

だから、家計は「今」だけを見て考えるものではありません。

目の前の安心も大切です。

でも、その先にある安心も同じくらい大切です。

無理なく返済を続けながら、家族との思い出もつくっていく。

そんなバランスを考えることが、豊かな暮らしにつながっていきます。

わたしたちが面談でお伝えしていること

資金計画を作成するとき、わたしたちは住宅ローンだけを計算することはありません。

教育費や老後資金、万が一の備え、そして「楽しみのためのお金」も一緒に考えます。

旅行も、趣味も、家族との時間も、人生には欠かせない大切なものです。

だからこそ、お金は「減らすため」だけではなく、「未来を豊かにするため」にも使ってほしいと思っています。

次回予告

第3話では、「住宅ローンは、固定金利がいいのでしょうか。それとも変動金利でしょうか。」というテーマを取り上げます。

答えを一つに決めるのではなく、ご家族の暮らし方から考える住宅ローン選びについて、一緒に考えていきたいと思います。

家づくりに正解はありません。

でも、ご家族らしい答えはきっとあります。

わたしたちは、その答えを一緒に考えていきたいと思っています。

あなたのおうちの話を聞かせてください。

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