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未来をつくる家づくりノート③-1
第3シーズン 家づくりのパートナーを考える
第1話
家づくりは、「どこで建てるか」より、「誰とつくるか」。
家づくりを始めると、多くの方が最初に考えるのは、
「どの住宅会社がいいだろう。」
ということです。
テレビCMで見た会社。
住宅展示場で気になった会社。
知人から紹介された会社。
最近では、インターネットやSNSで情報を集める方も増えました。
たくさんの選択肢があることは、とても良いことです。
でも、わたしたちは少し違う視点も大切にしたいと思っています。
「どこで建てるか」だけでなく、「誰と家づくりを進めるか」。
それも同じくらい大切なのです。
家づくりは、長いお付き合いになります。
住宅会社を決めると、完成まで何度も打ち合わせがあります。
間取り。
設備。
照明。
外構。
色や素材。
一つひとつを一緒に決めていきます。
完成したあとも、点検やメンテナンスなど、お付き合いは続いていきます。
だからこそ、「この人と話しやすい」「相談しやすい」と思えることは、とても大きな安心につながります。
家づくりは、図面だけで進むものではありません。
人と人との信頼関係の中で進んでいくものです。
「この人なら話せる。」
以前、ご相談いただいたご夫婦のお話です。
何社か住宅会社を見学されたあと、こんなことをおっしゃいました。
「性能も価格も、それぞれ魅力があって決められないんです。」
そこで、
「一番話しやすかった担当者さんは、どなたでしたか。」
とお聞きしました。
お二人は顔を見合わせて、
「実は、一社だけ何でも相談できる方がいたんです。」
と笑顔になりました。
その会社が一番安かったわけでも、一番有名だったわけでもありません。
でも、その担当者は、
「分からないことは一緒に考えましょう。」
と何度も言ってくれたそうです。
その言葉が、ご夫婦にとって大きな安心になっていました。
家づくりは、正解を教えてもらうものではありません。
家づくりには、たくさんの選択があります。
平屋にするか、二階建てにするか。
太陽光発電は必要か。
和室はつくるか。
正解を一つ教えてくれる人はいません。
だからこそ、一緒に悩み、一緒に考えてくれる人の存在が大切になります。
「こうしてください。」
ではなく、
「どちらがご家族に合っているでしょう。」
そんな会話を重ねながら進められる家づくりは、きっと納得のいくものになります。
わたしたちが面談で感じること
家づくりが順調に進んでいるご家族には、一つの共通点があります。
それは、担当者と気軽に相談できる関係ができていることです。
小さな疑問でも遠慮なく聞ける。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と思わずに話せる。
その積み重ねが、不安を減らし、納得につながっていきます。
家づくりは、建物をつくる仕事であると同時に、信頼関係を築いていく時間でもあるのです。
次回予告
第2話では、「住宅会社には、それぞれ得意なことがあります。」というテーマでお話しします。
性能、デザイン、価格…。
何を基準に比較すればよいのでしょうか。
住宅会社の「違い」を、一緒に整理してみたいと思います。
家づくりに正解はありません。
でも、ご家族らしい答えはきっとあります。
わたしたちは、その答えを一緒に考えていきたいと思っています。
あなたのおうちの話を聞かせてください。