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未来をつくる家づくりノート⑥-4
第6シーズン 未来の暮らしを守るために
第4話
自宅は、「住まい」であり、「未来を支える資産」でもあります。
家づくりを考えるとき、
「どんな家に住みたいか。」
を考える方は多くいらっしゃいます。
それは、とても大切なことです。
でも、もう一つだけ考えていただきたいことがあります。
「この家は、10年後、20年後、30年後にはどんな役割を持っているだろう。」
という視点です。
家は、今日の暮らしだけでなく、未来の暮らしも支えてくれる存在だからです。
「売るつもりはないんです。」
面談で、
「資産価値も考えたほうがいいですよ。」
とお話しすると、
こんなお返事をいただくことがあります。
「売る予定はありませんから。」
もちろん、そのお気持ちはよく分かります。
家は、売るために建てるものではありません。
でも、資産価値を考える理由は、売るためだけではないのです。
人生には、予定どおりにならないこともあります。
転勤。
お子さんの独立。
親御さんとの同居。
ご夫婦二人だけの暮らし。
介護。
相続。
人生には、思いがけない変化が訪れることがあります。
そのとき、自宅がどのような価値を持っているかは、大きな安心につながります。
住み続けるという選択。
住み替えるという選択。
お子さんへ引き継ぐという選択。
どれを選ぶとしても、
選択肢が残っていることが大切なのです。
資産価値は、「価格」だけではありません。
資産という言葉を聞くと、
「いくらで売れるか。」
というイメージを持つ方も多いでしょう。
もちろん、それも一つの価値です。
でも、それだけではありません。
災害に強い家であること。
適切にメンテナンスされていること。
住みやすい立地であること。
暮らしやすい間取りであること。
そうした積み重ねは、ご家族に安心を与える資産でもあります。
そして、もし将来住み替えや相続を考えることになったときにも、大切な財産になります。
家は、「人生の選択肢」を増やしてくれます。
若い頃は、
「家族が快適に暮らせる家」
として。
子育てが終われば、
「夫婦で穏やかに暮らす家」
として。
さらにその先は、
「子どもや孫が帰ってくる場所」
になるかもしれません。
家は、一つの役割だけではありません。
人生の節目ごとに、その役割を少しずつ変えながら、ご家族を支えてくれます。
だからこそ、
家を建てるときには、
「今」だけでなく、「未来」も少しだけ想像してみる。
その視点が、後悔の少ない家づくりにつながるのだと思います。
わたしたちが面談でお伝えしていること
住宅購入は、大きなお買い物です。
でも、わたしたちは「買って終わり」とは考えていません。
これから先の暮らし。
将来の選択肢。
ご家族の人生。
それらを一緒に考えながら、
「この家を選んで良かった。」
と、10年後、20年後にも思っていただける家づくりをお手伝いしたいと思っています。
家は、建物ではありません。
ご家族の未来を支える、大切な土台なのです。
次回予告
第5話では、このシリーズ全体の締めくくりとして、「後悔しない家づくりに、本当に必要だったもの。」というテーマでお話しします。
住宅会社選びでも、土地選びでも、お金でもありません。
最後に一番大切だったことを、一緒に振り返りたいと思います。
家づくりに正解はありません。
でも、ご家族らしい答えはきっとあります。
わたしたちは、その答えを一緒に考えていきたいと思っています。
あなたのおうちの話を聞かせてください。