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【保存版】土地を買って家を建てる手順7ステップ!具体的な探し方・買い方も紹介

【保存版】土地を買って家を建てる手順7ステップ!具体的な探し方・買い方も紹介

「土地を買って家を建てたい」
「土地を買って家を建てる流れがわからない」
「土地の探し方や買い方のコツを知って理想の家づくりをしたい」

今回は、住宅用の土地探しから実際に家を建てるまでについて解説します。

また、土地探しには注意点があり、失敗すると利便性や日当たりが悪くなってしまうかもしれません。

この記事では以下の内容について解説します。

・土地を買って家を建てる手順7ステップ
・土地の探し方・買い方3選
・土地を買う時に注意すること4選

この記事を読めば、土地の買い方の流れやコツがわかるようになります。

土地を買って家を建てる予定のある方は、ぜひご覧ください!

土地を買って家を建てる手順7ステップ

土地を買って家を建てる画像

 

土地を買って家を建てる手順は、以下の7つです。

 

  • どのエリアにどのような家を建てたいのか考える
  • 土地と住宅会社を探す
  • 敷地調査・地盤調査をする
  • 買付証明書を提出する
  • 土地の契約をする
  • 土地の決済・所有権移転の手続きをする
  • 建築請負契約をする

順番に解説します。

土地を買って家を建てる手順1.どのエリアにどのような家を建てたいのか考える

まずは、自分の住みたい地域や物件について考えてみましょう。

 

具体的には、以下などについてご家族で決めるのがおすすめです。

  • どのような場所に住みたいか
  • 土地と家の広さは何坪がいいか
  • どういった形状の家に住みたいか
  • 住宅の取り付けたい機能は何か

場所は具体的に「〇〇市」と決めると、土地探しがスムーズになります。

 

決めたエリアにご希望の土地があるか、理想の住宅が建てられそうか検討します。

 

この時に、大まかなイメージを持つだけでも問題ありません。

 

希望の土地や住宅については、住宅会社や不動産会社と相談する時にも決められるからです。

 

また、家の形状や譲れない条件などについて決めておくと取り付けたい機能の取捨選択がしやすく、家づくりがスピーディに進むのでご家族で話し合いをしておきましょう。

土地を買って家を建てる手順2.土地と住宅会社を探す

土地と住宅会社を探すには、以下の2つがおすすめです。

  • インターネット
  • 不動産仲介会社

現代は、インターネットでも多くの土地や不動産会社の情報を確認できます。

 

また、不動産仲介会社では、未公開の住宅・土地情報を入手できるかもしれません。

 

この時に、先に土地だけを探すのはやめておきましょう。

 

土地は1ヶ月ほどで買われてしまうことが多く、その間に住宅建築の手続きを進めると、他の方に土地を購入されるリスクがあるからです。

 

また、土地を先に購入しても、予算や広さの問題で希望の家を建てられないかもしれません。

 

しかし、不動産仲介会社で土地と住宅について相談すれば、土地探しの他にご家族が家に費やせられる費用敷地に対して建築できる家の大きさについて把握できます。

 

そのため、仲介会社に問い合わせをするのがおすすめで、実際に住む土地について相談してみましょう。

 

おうちの買い方相談室では、無料で土地探しの相談が可能なので、マイホーム購入を検討している方はお気軽にお問い合わせください!

 

<おうちの買い方相談室 高崎店 個別相談申込(オンライン相談も可)>

土地を買って家を建てる手順3.敷地調査・地盤調査をする

次に実際に住む土地の敷地調査・地盤調査を行います。

 

敷地調査とは、土地に希望の家を建てられるか検査することで、以下の項目などについて確認します。

  • 法的制限
  • 面積・形状
  • 境界杭の有無
  • 隣地や道路との高低差
  • 水道・電気・ガスの配管があるか

地盤調査は、住宅を建てる際に必要な地盤の性質を持っているか確認することです。

 

理想の住宅に対して必要な強度を有していなかったら、地盤改良を行い追加で費用がかかることに注意しておきましょう。

 

敷地調査・地盤調査は、ともに不動産会社に依頼すれば問題ありません。

 

また、地盤調査は自分で簡易的に行えます。

 

自分で行う地盤調査と土地の特徴は以下のとおりです。

 

自分で地盤調査で確認すべきこと 土地の特徴
土地が周囲よりも低くなっているか 低いと雨が降る度に水が溜まるため、

地盤が弱くなる可能性がある

周囲の家・建物の基礎部分にヒビがはいっていたり、

電柱が傾いていたりするか

地盤が弱く危険な土地の可能性がある
雨が降ったあとの現地 水が溜まっていれば、地盤が弱くなる可能性がある

 

あらかじめ土地の調査をしたい場合、自分で現地に赴き確認してみましょう。

土地を買って家を建てる手順4.買付証明書を提出する

土地を購入する時、売主もしくは仲介している不動産会社に買付証明書を提出します。

 

買付証明書は、希望者が売主に対し「この物件を購入したい」という意思表示を示す書類で、以下のような形式です。

 

土地を買って家を建てる画像

買付証明書は、以下などについて記載することが多いです。

  • 土地に関する情報(面積・地番など)
  • 購入希望金額
  • 手付金
  • 引き渡し希望日
  • 買主情報(勤務先・勤続年数・年収)
  • ローン特約の有無
  • 買付証明書の有効期限(1〜2週間が一般的)

手付金は「土地の契約時に払うお金」で、金額は土地代の10%程度になります。

 

また、ローン特約とは「ローンの審査に通らなかった場合、購入希望を取り下げて手付金を返還してもらう約束」です。

 

買付証明書の到着順が実際に土地を買える優先順位になるため、希望の土地が決まったら早めに提出したほうがいいでしょう。

土地を買って家を建てる手順5.土地の契約をする

買付証明書の提出が終わったら、土地を購入するための契約を行います。

 

契約の際、手付金を現金で売主へ支払うため、ある程度のお金を保有しておきましょう。

 

売主(もしくは不動産仲介会社)と買主が直接立ち会い、重要事項の説明を受けて同意したら土地の契約になります。

 

契約後に購入者都合で契約をキャンセルすると手付金が戻ってこないため注意が必要です(ローン特約の場合は、手付金が戻ってきます)。

土地を買って家を建てる手順6.土地の決済・所有権移転の手続きをする

土地の決済(手付金以外の残金の支払い)と所有権移転の手続きは、同時に行います。

 

この2つの手続きは、以下全員の立ち会いのもとで行われます。

  • 売主
  • 買主
  • 仲介不動産会社
  • 司法書士

住宅ローンを利用している場合は、ローンを申し込んだ金融機関で手続きを行うことが多いです。

 

所有権移転登記を行うことで、土地が買主のものになります。

土地を買って家を建てる手順7.建築請負契約をする

土地の購入が済んだら、実際に住む住宅を建築するために建築請負契約を締結します。

 

請負契約の内容は、以下などについてです。

  • 工事内容
  • 工事代金
  • 着手日・完成日
  • 引渡し事項

建築工事請負契約以降の手続きは、関連記事「【徹底解説】家を建てる流れ8ステップ!注意すべきことや期間も紹介」で解説しているので、ご覧ください。

土地の探し方・買い方3選

土地を買って家を建てる画像

 

主な土地の探し方・買い方は以下の3つです。

  • 自分で探す
  • 不動産仲介会社に問い合わせる
  • 工務店やハウスメーカーを訪ねる

順番に解説します。

1.自分で探す

まずは、自分でインターネットを利用して探すのがおすすめです。

 

現在はWeb上に不動産の情報がたくさんあり、よい土地も探せるからです。

 

実際にインターネット上では、土地探しのサイトがたくさんあります。

 

まずは、自分で条件を絞りながら理想の土地を探してみましょう。

 

自分で希望の土地が見つかったら、次に紹介する不動産仲介会社に問い合わせるのがおすすめです。

2.不動産仲介会社に問い合わせる

不動産仲介会社ではお客様の希望に合った土地を探してくれます。

 

自分が希望している土地よりも理想の土地が見つかるかもしれないため、積極的に問い合わせてみてください。

 

あくまで仲介会社であるため、押し売りなどはされません。

 

また、Web上に公開されていない優良な土地も提案される可能性があるのが、仲介会社に相談するメリットです。

 

おうちの買い方相談室では、お客様に合った土地のアドバイスを行っています。

 

住宅用の土地を探している方に理想の土地を提案できるかもしれません。

 

無料で相談できるのでお気軽にご連絡ください!

 

<おうちの買い方相談室 高崎店 個別相談申込(オンライン相談も可)>

3.工務店やハウスメーカーを訪ねる

すでに依頼したい工務店やハウスメーカーが決まっている方は、直接問い合わせてみましょう。

 

工務店やハウスメーカーも土地の相談が可能で、理想の土地が見つかる可能性があります。

 

また、会社によっては建築条件付きの土地を提案されるかもしれません。

 

「決まっている不動産会社で住宅を建築するが、土地が割安になる」敷地が建築条件付きの土地になります。

 

不動産会社を選択する必要がないため、住宅建築を早くしたい方におすすめです。

土地の相場と購入する際に支払う費用について

土地を買って家を建てる画像

 

土地を購入する際に、支払う費用の内訳は以下のとおりです。

 

手付金 残金
料金 土地の金額の約10%
(割合が5%程度の土地もある)
土地の金額の約90%
(土地の購入金額から手付金を引いた額)
支払い方法 土地の売買契約時に現金支払い 土地の引き渡し直前に口座振込
内訳 ・契約成立証拠の担保金として
・仲介手数料の半金
・登記費用
・ローン借入費用
・仲介手数料の半金
・固定資産税など

 

土地を買う時は契約時に10%ほど手付金として支払い、引き渡し直前で残額を支払います。

 

また、手付金は現金で支払いますが、残金は口座振込ができる違いもあります。

 

住宅ローンを申し込む場合は、引渡しまでにローンが支払われるか確認しておきましょう。

 

せっかくローンを組んでも引渡しまでに振り込まれなければ土地の購入ができないからです。

 

土地の相場は全国の市区町村によって異なり、群馬県高崎市では1坪あたり約14万円です。

 

以下の土地価格ランキング[2024]で全国の市区町村の1坪あたりの相場を調べられるので参考にしてみてください!

 

参照元:土地価格ドットコム|土地価格ランキング[2024]

土地を買う時に注意すること4選

土地を買って家を建てる画像

 

土地を買う時に注意することは、以下の4つです。

  • 建蔽率・容積率を把握する
  • ライフプランを参考にする
  • 用途地域を調べる
  • 道路の位置を確認する

ひとつずつ解説するので、参考にしてください。

1.建蔽率・容積率を把握する

土地の広さに対して住宅を建てられる割合は、建蔽率(土地面積に対して、あらかじめ決められている住宅を建てられる比率)によって決まっています。

 

例えば土地の広さが200㎡で建蔽率が60%の場合、200㎡×0.6=120㎡までの家を建てることが可能です。

 

容積率とは、「土地の面積に対して建築できる延べ床面積の割合」のことです。

 

延べ床面積(各階の面積の合計)が定められているため、「何階の家まで建てていいのか」などがわかります。

 

建蔽率で土地に対してどのくらいの広さの住宅を建てていいのかがわかり、容積率によってどのくらいの高さの建物を建てていいのかがわかるイメージです。

 

建蔽率と容積率は市区町村の都市計画関係の課で調べられます。

 

土地を購入しても、建蔽率や容積率によって希望の住宅を建てられない可能性があるため、把握しておきましょう。

2.ライフプランを参考にする

「銀行から借りられる額」と「実際に返済できる額」は異なります。

 

世帯収入に見合っていないローンを組んでしまった場合、家計を圧迫するだけでローンを返せないこともあるでしょう。

 

世帯年収からいくらまで借りていいのかはライフプランを参考にすると判断しやすいです。

 

ライフプランとは、住宅購入や働き方・老後の過ごし方などの具体的な資金計画をたててて生活しやすくすることです。

 

このライフプランによって、細かい住宅の要望を実現できるか予想できます。

 

ライフプランは自分でも算出できますが、ご自身で分析するのはリスクが高いです。

 

算出後、働き方や支出についての適切な改善案を打ち出すには専門的な知識・経験が必要だからです。

 

おうちの買い方相談室では資金計画のプロであるファイナンシャルプランナーが在籍しており、無料でライフプランの作成と改善案を提案しています。

 

ライフプランを作成し堅実なローンが組めるため、お気軽にお問い合わせください!

 

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3.用途地域を調べる

用途地域とは、市街化区域の中でどのような建物を建てていいのか定められているエリアのことです。

 

用途地域ごとに建築物が決まるため、そのエリアの雰囲気が異なります。

 

用途地域には13個のエリアがあります。

 

エリア 建築物例 特徴
第一種低層住居専用地域 ・住宅 ・戸建てがメイン
・静かに暮らしたい方におすすめ・建物の高さは10mまたは12mまで
第二種低層住居専用地域 ・住宅
・コンビニ
・飲食店
・基本的に戸建てがメイン
・第一種低層住居専用地域と比べて利便性がある・建物の高さは10mまたは12mまで
第一種中高層住居専用地域 ・住宅
・マンション
・戸建てやマンションが混在する
第二種中高層住居専用地域 ・住宅
・マンション
・大型店舗
・買い物に行きやすい
・第一種中高層住居専用地域と比べて利便性がある
第一種住居地域 ・住宅
・学校
・病院
・ホテル
・さまざまな建築物があり住みやすい
第二種住居地域 ・第一種住居地域の建築物
・ショッピングセンター
・カラオケ
・第一種住居地域と比べて

商業施設が増える

準住居地域 ・マンション ・国道・幹線道沿い
・車移動がメインの方におすすめ
田園住居地域 ・住宅
・農地
・農業に携わっている方におすすめ

・建物の高さは10mまたは12mまで

近隣商業地域 ・マンション ・近隣にドラッグストアや

ホームセンターなどが多い

商業地域 ・飲食店
・映画館など
・駅周辺の商業地で利便性が高い
・騒音や治安について不安がある
準工業地域 ・工場
・住宅
・付近に工場も建てられるため

住むにはリスクがある

工業地域 ・大型の工場 ・住宅を建てられるが住むには不向き
工業専用地域 ・工場のみ ・住宅を建てられないため住めない

 

地域によって建てられる家の高さ雰囲気が変わるため注意しましょう。

 

自分に合っている用途地域を選ぶ必要があります。

 

4.道路の位置を確認する

土地の方角 メリット デメリット
・朝日を浴びやすい
・午後の時間帯で日光を遮れるため、
夏場の高温を防ぎやすい
・冬に気温が上がりにくく
室内も暗くなりやすい
西 ・午後から日光が当たりやすく
暖かくなる
・夏の午後に日光が当たり
室内が暑くなる
・日当たりがよく洗濯物や作物によい
・人気があり
売却しても高く売れやすい
・割高になりやすい
・道路との距離を設けないと
プライバシーを確保しにくい
・東西南北で価格が
最も安くなりやすい
・利用しにくい北側の敷地を
駐車場で有効利用できる
・日当たりが悪い
・湿気が高くなりやすい

 

一般的には南向きに道路がある土地が最も人気です。

 

南向きは日当たりがよく、車の出入りもしやすいからです。

 

しかし、どの方角にも一長一短あるためおすすめの方角は人により異なります。

 

メリット・デメリットを比較して自分に合った道路の方角を選ぶのを推奨します。

 

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